”  ”の旅をする

旅行先での風景、写真撮影についてのブログです。

そういえば台湾!!九份!!

 

 ちょっと前、パラオに行った帰りに台湾に寄りました。その時の写真を現像すらしていないと気がついたので何枚かポツポツ上げてきます。

 

 

 

 台湾の九份(ジョウフン)」に行ってきました。

 「九份」といえば、少し聞きなれない方もいるかと思います。でも聞いた事あるかも。。。私もそんな感じでした。

 でも、こう聞けば思い出す方は多いのではないでしょうか。

 

千と千尋の神隠し

 

 そうです少し前に日本で話題になった街です。千と千尋の舞台になった街ではないのか?と噂になり、大きな話題を呼びました。実際は少し違ったようですが、写真で見る街並みは本当に綺麗で、ジブリの世界を思い出させてくれました。

 

 今回はパラオ-成田へ帰る途中、台湾でトランジット(乗り換え)が18時間もあり、少しなら台湾を観光出来るのではないか、と考え台湾弾丸旅行を決行しました。

 

 

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赤いマーカーの立っているあたりが九份

 

 台湾の玄関口「桃園国際空港」から「九份」へは片道約3時間。

 電車とバスを乗り継いで行きます。

 

 以前から知ってはいたのですが台湾の公共交通機関は日本にも負けないくらいしっかりしていました。時間厳守はあたりまえ、バスの運転手さんもとても親切にして下さいました。

 

 駅などの掲示板も英語と併記されていたり、そもそもあっちは漢字文化なんで何となく従っていれば成るようになってくれました。だいたい大まかにざっと理解出来る感じです。

 

 

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朝の九份

 

 

 「九份」はそこそこ標高の高い所に位置する街で、天候の変化が激しくだいたい曇りとか雨なんだ。私が間違えていなければ台湾の人はそう言ってました。英語わかりません。

 

 この日、台北は快晴。九份、濃い霧と強めの雨。

 視界が良かったのは到着してから10分くらいでした。それからは天気が目まぐるしく変わり、真っ白になったと思ったら雨が降って、止んだと思ってもまた降って、の繰り返しでした。

 

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店開き

 

 トランジットで18時間も空いているとはいえ観光するにはいささか不安な空き時間。そのため私は始発で九份に乗り込みました。空港から出る始発電車がだいたい6時からで九份に到着したのが9時過ぎくらいでした。

 

 それから10分くらい撮影して、雨と霧で心折られ、仕方なく、本当に仕方なくカメラをしまいひたすら何か食べて歩きました。

 この30分くらいが本当に幸せな時間でした。

 

 

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手さばき

 

 失礼な言い方になってしまうかもしれないのですが、あっちの食べ物ってほとんど何かわからないんですよ。コレは何を使っているのですか?と聞きたくなる食べ物もあります。

 

 でも、食べてみると美味いんです。本当に美味いんです。

 

 なんか味噌?みたいなのが入ってるドロドロした麺料理にしょっぱい野菜炒め?の入っている餅??(これが一番好きでした。本当に美味しかった。)だとか。

 

 国が違えば食文化も違いますし、知らない物があって当然なのですが一つだけ言わせてもらうと「台湾の食べ物にハズレは無い。」です。

 

 今回時間の都合上「夜市」に行く事ができなかったのですがそれが本当に悔やまれます。

 

 

 

 なぜ!

 私は!

 あの時!

 走らなかったのか!!!

 

 

 台湾は金額的にも、距離的にも気軽に足を運べますし治安もインフラもしっかりしているので小旅行におすすめできると思います。

 とりあえず食べに行きたい。何かわからなくても食べたい。本当に食べ物が美味しかった。

 

 

 

 

 

「磯野!台湾行こーぜ!」 

撮影記 「鶴舞駅の紫陽花」

 

 

 色々とひと段落し、ぼちぼち出かけたりする余裕が出てきました。

 本当ならサイパンに行って帰って来たりしていた筈なのですが撮影なら仕方ないですね。

 

 

 本日はバイクに乗って房総半島をあてもなく流してきました。というのも、最近ウェアラブルカメラなるものを購入しましてそのテスト撮影の為に「田舎っぽい場所」を探しに走らせた次第であります。

 

↓↓↓↓購入したカメラはこちら↓↓↓↓

 

ソニーのAS300という機種になります。

 

 今回私が購入したのはフルHDで撮影できるモデルです。フラッグシップに4K撮影できる機種があるのですがそちらは今回見送りました。

 

 なぜわざわざ少し性能の劣るものを購入したのか。

 それはズバリ「値段」と「スペック」を考慮しての選択です。

 

 ソニーのアクションカムには「FDR-X3000」という4K動画撮影可能な上位機種が存在致します。こちらの商品なのですが店頭で購入しようとすると現金で5万円を超えてきてしまいさすがに手が出ませんでした。

 

  何よりアクションカムで4K動画を撮影する機会はまずないだろう。との判断からです。本気で動画撮影に臨むのであればCANONの5Dmk4やC300シリーズやそれ相応の機材を使用するかと思います。

 あとはバッテリーと記録容量の問題ですね。高解像度になればなるほど容量が増えて行きます。64GのマイクロSDで1時間も回せないというのはちょっと厳しいです。バッテリーの消費も激しくなって行きます。私のバイクには電源の取れるソケット?とかついていません。バッテリーが切れたらそこで撮影終了になってしまいます。

 もしアクションカムでの動画撮影にはまったりしたら色々考えるかもしれませんw

 

 あともう一つ。なぜ数あるメーカーの中から「ソニー」を選んだのか。

 それはこのカメラの持つ「手ブレ補正」が本当に強かったから、、、です。

 

 写真と違い動画は常に動き続けています。写真ならシャッタースピードを上げたり、カメラ側で工夫してあげれば解決できる問題も動画だとそうはいきません。

 

 私がアクションカムをどの様な場面で使うかを考えた時「一番はまず車載だろう」これは間違いありません。じゃあ二番目は常に自分もカメラも動き続けている様な場面、登山とかだと考えました。

 それだとGoProだとか360°撮影ができるアクションカムよりも手ブレ補正がついていた方が良いのではないか。と考えこのアクションカムにしました。

 

 あと強いて言うなら、ネジ穴が共通という点も。GoProは独自の規格のマウントを使用しているらしく、普通のカメラの三脚とかに刺さらないらしいです。ソニーなどは三脚などとネジの規格が共通なので少し便利です。

 例えば車載で撮影する時「バイクに両面テープでマウントを貼り付けるのは嫌だ。」という人はバイクにクランプをくっ付けて、そこにダボなりボール雲台なり刺して使えば下手なマウントよりよっぽど頑丈だと思います。

 

 

 

 

 

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紫陽花

 

 鶴舞駅に咲いていた紫陽花。撮って出し

 今日のツーリング中にたまたま小湊鉄道にぶつかり、たまたま立ち寄った鶴舞駅。静かで雰囲気がありとても綺麗なロケーションでした。

 

 もっとちゃんとした季節に行ったらもっと綺麗だったかもしれません。

f:id:nosuketan:20170709192111j:plain無人のベンチ

 

 そして奇跡が。

 駅についてから5分たったか、そのくらいすると近くの信号の遮断機が降り始めました。いつものちっちゃい電車が通るのかな、と思ったらなんと"汽車"が走っていました。

 

 観光用の小さな車両でしたが少しびっくりしました。写真は撮影してません。

 

 

 今日は勝浦の海まで行って帰ってきました。

 動画は載せる所まで行けたら載せます。ダメだったらダメです。動画難しい。

 

パラオ共和国 ペリリュー島への旅 "戦跡を巡る"

 

 

 パラオから帰国して1週間経ちました。今回の旅程は飛行機の時間、トランジットも含め11日間。この11日間は短い様で長く、そこそこハードな旅でございました。

 

 ペリリュー島、一度は名前を聞いた事があるかと思います。

 先の二次大戦で旧日本帝国軍の要所であり、日本軍玉砕の地として有名です。ただ、"パラオ"と聞くと今では海の綺麗なリゾート地として見聞きする事がほとんどだと思います。実際パラオの海は透き通る様なマリンブルーで大変綺麗でした。

 

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ペリリューの海

 

 ペリリュー島唯一の市街地からすぐの海辺から撮影しました。

 ここら辺は遠浅の海が続き、引き潮の時は写真の様な小さな島や岩礁を肉眼で確認する事ができます。潮の満ち引きと天気などの条件が揃えば"ウユニ塩湖"の様な写真が撮れそうですね。

 

 

 パラオは6月から雨季に入ります。私が訪れた時は乾季と雨季の丁度境目にあたる5月の中頃。雲ひとつない青空!というシュチエーションには出会えませんでした。それでも日が差している時間はジリジリと肌を焼く様な強い日差しがあり、日焼け止めを塗らないと大変な事になりそうです。私は最初2日間日焼け止めを塗らずに過ごしていたので肌が真っ赤に焼け、大変つらい思いをしました。

 

 

 さて今回なぜパラオへの旅を選んだのかというと、第二次世界大戦の史跡、戦跡をこの目で見て、写真として残したい、という事で足を運んでみました。

 先ほど軽く説明しましたが、この国は戦時中日本軍の重要拠点であり激戦地でした。そしてこの島にはその当時の建造物や、戦闘機、戦車が撤去される事なく残されています。

 

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戦車

 

 この戦車や戦時中日本統治時代に作られた建造物(トーチカ、砲台跡)は現在ではパラオの観光地となっています。上の写真の様にある程度インフラが整備されていたり、車でペリリュー島の戦跡を観光できるツアーなどが数多く組まれており割と簡単に観光する事ができます。

 

 

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 中山短砲跡地

 

 ペリリュー島はとても小さく、1日かければ自転車で一周出来てしまうくらいの面積しかありません。なので私は数日間この島に滞在し、徒歩とレンタルサイクルでゆっくり観光しようと考えていました。しかし、アスファルトで綺麗に舗装されている道路が少なかったり、見たい史跡がジャングルのど真ん中にあり探し出すだけで時間を取られたり・・・。少しなめていました。実際に足を運んでみると本当に大変な道のりでした。そしてどうしても見つける事が出来なかった戦闘機がありそれだけが本当に心残りです。

 なぜネットに「地元のガイド同伴推奨」と口すっぱく書いてあるのかよくわかりました。

 

 もう一つ、先ほどの日焼けの話もあるのですが今回私は"徒歩"と"自転車"でこの島を回っていました。するとどうなるか。日差しで体を焼かれ、水分を奪われ、スコールで気力と体力を奪われ、体温を失い、犬に追いかけられ死にそうになり、まあろくな目に合いませんでした。

 

 

 ペリリュー島の市街地に「OKマート」という小さなお店があります。このお店はガソリンスタンド(OKガス)、ホテル(名前忘れた)も経営しています。私はここのレンタルサイクルの自転車を利用しました。1日$10。少し高いですがこの島の物は全て高いので仕方ないですね。そしてなんと、レンタカーもやってます。こちら24時間で$50(ガソリン別)。ツアーを組まずにペリリュー島を観光したい!と考えている方はこちらで車をレンタルする事をおすすめします。自転車は、本当に、辛い。ボロいから余計に疲れる。

 

 

 

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旧日本軍司令所

 

 

 

 現像が全然終わってないのでとりあえず今日はここまで。今度はパラオでの生活などもっと細かく紹介できればしたいです。

 

 次はサイパンガダルカナルか。どこへ行こうか。

 

 

 

5月のパラオ

 

 

 こんにちは。現在私はパラオにいます。

 今日の14時の便でペリリュー島へ渡ります。

 

 

 パラオといえば綺麗な海と青い空の南国の島国です。しかし私がパラオについてから快晴の日はありませんでした。

 と言うのも、6月前後からパラォは雨期に入ります。四六時中雨が降っている訳ではないのですがこの時期に綺麗な空などの写真は難しそうです。

 

 

でも、悪い事だけではありません。乾季と比べると紫外線も弱く、比較的涼しい為日本人にとってとても過ごしやすい季節だと思います。海にも入れなくはない気温だと思います。

 なによりも、今回はペリリュー島でキャンプ泊を考えている私にとっては毎日炎天下の下活動しているよりも断然ありがたいです。

 

 この記事を書いている今まさにスコールが来ました。

 

  パラオはねっと回線があまり良くないので写真などを上げる事は出来ませんが、戻り次第なにか上げてみるつもりです。

 

 そういえば結構日本人が多くて安心しました。

撮影記 「猿島の史跡 」

 

 GWはどの様にお過ごしでしたでしょうか。今年は連日天気も良く、みなさん色々な場所に出かけられたのではないでしょうか。私は毎日家で寝て過ごしておりました。本当は沢山足を運んでみたい場所などもあったのですが毎日目を覚ますと夕方16時をすぎていたりして、とても外に出る様な感じではありませんでした。

 

 その様な毎日に危機感を持ち、このままではいけないと自分を鼓舞し、GW最終日になりやっと重い腰を上げ撮影に行って参りました。

 

 今回のロケ地は"猿島"です。

 

"猿島"とは

 神奈川県横須賀市にある無人島です。この島には旧日本軍の要塞跡が残されており、この要塞跡地に緑の蔦が絡まる風景は以前「ジブリ」の様だと以前話題になりました。

そういった史跡巡りの小旅行を楽しめるスポットでもあり、休日などは猿島でBBQを楽しむ事などもできるため連日多くの観光客で賑わっております。

 

 

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猿島の史跡

 

 

 今回ここに足を運んだ事には理由があります。明日から行くパラオでは戦跡を中心に撮影をしたいと考えており、猿島での撮影はその予行練習のため伺いました。

 

 戦跡を追い撮影を続け、一つの作品として残せる事ができればと考えております。そのためのイメージや撮影方法も大まかに固まってきており、この撮影でさらにイメージを固めて行く事が出来ればと思い足を運んだ次第です。

 

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砲台跡

 

 

 この撮影を終え撮影した写真を見かえしてみると正直まだまだ腕が足りないな、と痛感しました。もっと綺麗に幻想的な世界を表現できる様に精進したいです。

 

撮影記 「東京の桜」

 

 久しぶりに更新します。大変長い事このブログを放置しておりました。

 

 なんというか、ここ最近個人的な撮影を全く行っておりませんでした。仕事は"普通"程度の忙しさです。

 冬から春に移り変わる微妙な時期も過ぎ、東京の桜が満開になったとの知らせを確認し、先日久しぶりに撮影に出かけて参りました。場所は東京都心の桜スポット"千鳥ヶ淵"です。

 

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 地名と桜の名所という事は以前から知ってはいたのですが今回初めて足を運びました。本当に綺麗な場所でした。

 堀を囲うように沢山の桜が立っており、どの桜の木もほぼ満開の状態。壮観でした。

 ただ残念な事が一つだけ。毎年桜の季節になると千鳥ヶ淵一体の桜がライトアップされているとの事だったのですが、私が行った時にはもうライトアップは終わっていてネットとかで見られるような幻想的な風景を撮影する事が出来ませんでした。事前情報を確認しない所は相変わらず変わっていません。折角会社から機材を幾つか拝借してきたのに残念です。反省します。

 

 ライトアップはしていなかったけれどとりあえず撮影続行。上の様な写真を撮影しました。

 この日は風が吹いていて普段であれば照明のない夜間の撮影などは絶望的なのですが、この日の桜の撮影に関して言えば風のおかげで面白い写真が撮れたな、と思う次第です。

 

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千鳥ヶ淵の桜

 

 風に揺れる桜の枝を超秒間露光で撮影しました。風のおかげで枝が大きくブレてこのように躍動感のある写真になりました。この写真は二枚ともキャノンの70-200 2.8Ⅱの望遠側で撮影しております。絞りはほぼ解放。シャッター速度は5秒くらい?

 

 細い枝は風に揺れ、幹や太い枝はしっかりと止まっていてくれています。ライトアップが終了しているというトラブルに見舞われたものの運良く面白い写真が撮れたのでラッキーでした。

 

 今回の様な場合だけではないのですが写真を撮る時に諦めない事が大切だと考えています。撮影予定日に雨が降っていたりだとか、日が落ちてきたりだとか、写真で仕事をしていたり趣味にしていると自分のイメージしていたロケーションとかけ離れたシュチエーションは多々あると思います。そこで「今日はダメだな。」と諦めるのではなく少し考えて、少しトライしてみると想像していなかった、また違った形で良い物に出会えると思います。今回の出来事もそうですし私はそう言ったラッキーだとかもう少し粘ろうという物に何度も色々な風景を見せて貰っています。

 

 

 偉そうな事を言いました。面倒臭くて写真撮りに行かなかった人間の言う事ではありませんでした。私は天候が悪ければ5割がた家で寝てます。でも残りの2割はいい結果を残しています。残りの3割はダメでした。

 

 きっと写真が好きなフレンズなんだね