北海道ツーリング8日目"内蔵の町"
やっぱりネットカフェは落ち着きますね。
そう毎回宿泊してられないですけど。
今日の移動距離やたら短いです。今日は休休息日&ばーちゃん、おじさんおばさんに顔を出す予定です。
水面の花
10年弱ぶりに訪れたばーちゃんの家は一部増築されていましたが記憶通りの昔ながらの日本家屋でした。久しぶりに気を抜いて休める気がします。
ただ10年弱ぶりに訪れた増田町は少し変わっていました。
"増田町の内蔵"
10年弱ぶりに訪れた秋田県の増田町は観光スポットが出来ていました。
親戚のお兄さんに伺ったところ5年くらい前から本格的に動き出したのでは、との事でした。
風と道
そもそも内蔵(うちぐら)、座敷蔵(ざしきぐら)とは。
増田町は積雪地帯で毎年多くの雪が降るため少し変わった作りになっており、昔からの生活の知恵が詰まった構造になっております。
まず、家の形ですが幅が4間ほどと非常に狭く、その代わり奥行きが50間と10倍以上と非常に細長い作りになっています。そしてその細長い敷地の中に内蔵や座敷、井戸など生活に必要な設備が設けられていた様です。
何よりこの細長い敷地の中に"通り"と呼ばれる入り口から一番奥まで続く土間の様な設備が伸びております。これは積雪の多い冬場でも人々が行き交う事が出来る様に設けられた所謂生活の知恵であります。
ここの界隈の方々はみんなとても親切で、とても気持ち良く観光できました。
ただ、横手市は近いものの増田町の蔵の駅周辺以外はリンゴ畑と田んぼしかなく少し寂しい感じがしました。
(個人的には昔の様にリンゴ畑と田んぼだけの町の方が好きな気がします。思い出補正でしょうか?)
内蔵
この障子の奥はもう一つ扉があり出入り口になっております。蔵の扉なので土でできているらしく、重さは約1tあるとの事でした。
そしてもう一つ。
もし、増田町の内蔵を見学する機会があれば内蔵の2階にある"梁"を見てみてください。
どれも大きく立派な木を使っており、大変迫力があります。
もっと詳しく情報を知りたい方は是非一度立ち寄ってみて下さい。
*1:家の中から直接入る事が出来る蔵。母屋の中に建てられた蔵。