撮影記 「東京の桜」
久しぶりに更新します。大変長い事このブログを放置しておりました。
なんというか、ここ最近個人的な撮影を全く行っておりませんでした。仕事は"普通"程度の忙しさです。
冬から春に移り変わる微妙な時期も過ぎ、東京の桜が満開になったとの知らせを確認し、先日久しぶりに撮影に出かけて参りました。場所は東京都心の桜スポット"千鳥ヶ淵"です。
桜
地名と桜の名所という事は以前から知ってはいたのですが今回初めて足を運びました。本当に綺麗な場所でした。
堀を囲うように沢山の桜が立っており、どの桜の木もほぼ満開の状態。壮観でした。
ただ残念な事が一つだけ。毎年桜の季節になると千鳥ヶ淵一体の桜がライトアップされているとの事だったのですが、私が行った時にはもうライトアップは終わっていてネットとかで見られるような幻想的な風景を撮影する事が出来ませんでした。事前情報を確認しない所は相変わらず変わっていません。折角会社から機材を幾つか拝借してきたのに残念です。反省します。
ライトアップはしていなかったけれどとりあえず撮影続行。上の様な写真を撮影しました。
この日は風が吹いていて普段であれば照明のない夜間の撮影などは絶望的なのですが、この日の桜の撮影に関して言えば風のおかげで面白い写真が撮れたな、と思う次第です。
千鳥ヶ淵の桜
風に揺れる桜の枝を超秒間露光で撮影しました。風のおかげで枝が大きくブレてこのように躍動感のある写真になりました。この写真は二枚ともキャノンの70-200 2.8Ⅱの望遠側で撮影しております。絞りはほぼ解放。シャッター速度は5秒くらい?
細い枝は風に揺れ、幹や太い枝はしっかりと止まっていてくれています。ライトアップが終了しているというトラブルに見舞われたものの運良く面白い写真が撮れたのでラッキーでした。
今回の様な場合だけではないのですが写真を撮る時に諦めない事が大切だと考えています。撮影予定日に雨が降っていたりだとか、日が落ちてきたりだとか、写真で仕事をしていたり趣味にしていると自分のイメージしていたロケーションとかけ離れたシュチエーションは多々あると思います。そこで「今日はダメだな。」と諦めるのではなく少し考えて、少しトライしてみると想像していなかった、また違った形で良い物に出会えると思います。今回の出来事もそうですし私はそう言ったラッキーだとかもう少し粘ろうという物に何度も色々な風景を見せて貰っています。
偉そうな事を言いました。面倒臭くて写真撮りに行かなかった人間の言う事ではありませんでした。私は天候が悪ければ5割がた家で寝てます。でも残りの2割はいい結果を残しています。残りの3割はダメでした。
きっと写真が好きなフレンズなんだね!