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”  ”の旅をする

旅行先での風景、写真撮影についてのブログです。

デジタル一眼の使い方 「三脚を選ぶ。」

 

 写真撮影を行う上で何かと必要になってくる三脚のお話その2です。

 前回は"雲台"について簡単にお話しました。雲台一つをとっても色々な種類がありました。では、今回は三脚のの部分に焦点を合わせて考えてみます。

 今回も私の独断と偏見による部分が多い上にかなり端折ります。とりあえずジッツォ最高です!

 

 三脚にも種類がある。

 雲台にも用途に合わせて種類があるように三脚の足にも色々な種類があります。形式、使われている素材、大きさ重さ、ロック方式、実に様々です。

 

 三脚の大きさ、丈夫さ

 三脚にも色々な大きさの物があります。ここでは何種類か簡単に紹介します。

 基本的には"小型" "中型" "大型" の三種類あり、三脚を選ぶ時の指標に「耐荷重」という表記を使います。

 

 

耐荷重とは

 撮影する時にこれくらいの重さまでなら安定して撮影できます。という表記だと考えて下さい。というのもメーカーによって測定方法が違ったり、「この重さまでなら耐えられる」という意味だったり「この重さまでなら安定して撮影できる」の様にメーカー間で耐荷重が一貫していません。

 なので耐荷重を見る時は少し余裕を持って選ぶ方が無難です。

 

 そして三脚の大きさの規格についてです。先ほど"小型" "中型" "大型" の三種類あると言いました。これも厳密にここからは大型でここまでが中型、の様な指標は存在しません。メーカー毎にまたバラバラです。

 個人的に最大長180cm以上の物は大型で160cm前後までが中型でそれ以下は小型だと考えています。三脚の足の太さで考える事もできますが、高さが高い物はそれに比例して足も太くなり重量も増えるので間違っていないかと思います。

 一つ覚えておいてほしい事があります。当たり前の事ですが、脚が太いほど安定性が増し、細いほど不安定になります。

  

 

 三脚の素材(材質)

 現在一般的に浸透している三脚の材質は大きく分けて2つあります。

  • アルミ(金属)
  • カーボン

 プラスティック製もあるのですが主にミニ三脚や安価な物に使われています。

 家電量販店などで市販されているのは殆ど上記の2種類の三脚です。なのでこの二つの三脚について説明いたします。

 

アルミ(金属)の三脚

 一般的でお値段も手頃なタイプの三脚でよく使われています。(金属)としたのは極稀にステンレス製だとかの三脚も存在するからで、それは興味のある方だけ調べてみて下さい。

 アルミ三脚はその名の通り金属で出来ている為作りもしっかりしていて、何より安いです。ただ重量がカーボンなどに比べて大きいのであまりにも大きい物を買ってしまうと持ち運びが億劫になります。

 

カーボンの三脚

 最近ではもうどこでも目にする事がある素材ですね。剛性もあり、軽くて、腐蝕しづらく、熱伝導が低いので寒冷地での撮影にも向いています。ただカーボン製でそれなりの物を買おうとすると非常にいいお値段になってしまいます。

 外に持って行くならカーボン製が一番楽だと思います。

 

 

 

 三脚の足ロック

三脚は足の伸び縮みでアングルの高さ調整や、不安定な足場でカメラを固定する事ができます。その足の伸び縮みを調整する"足ロック"にも色々な種類の物があります。

  • ナットロック式

 前回"ジッツォ"のお話をした時に出てきたロック方式です。

 グリップを回す事により開け閉めの操作をします。どの方向からでも同じ操作で調整

出来るという利点があります。

 そしてもう一つ。個人的にはこれが一番大きいです。ナット式はメンテが非常に楽です。構造が非常に単純なため泥だらけになってもすぐにバラして掃除して、という感じでメンテナンスが非常に簡単です。 

  • レバー式

 レバー式はレバーの開閉で操作します。ワンタッチで操作でき、締め忘れなども一目で確認できるため見た目の面でも非常に使い易い構造になっています。ナット式だと上下のナットも一緒に回ってしまう、という様な事が起こったりするのですがレバー式はその様な事故もなく撮影もスムーズに行えます。

 

 

 私はどっちも使っています。極端に悪い環境の場合などはナットロック式の物を持って行く様にしています。

 

 

 ここで余談です。

 昔カーボンなどなかった時代の三脚は「大きくて重いほどいい」と言われていました。技術的な部分も大きかったのですが何よりも「大きくて重いほど"安定"する」という理由からでした。実際今も商品撮影や静物を撮る時は重い三脚をセレクトして使っています。

 ただ技術が進歩し三脚の構造が良くなり必ずしもコレに当てはまらなくなりました。正しい使用法を守ればわざわざ重い三脚を使わずとも問題ないレベルにまで技術は進歩しています。

 

 

 まとめ

 三脚を購入する際はその撮影、使用機材に一番適した物を選びましょう。そして可能な限り大きくて安定した物を選ぶ事が大切です。極端な話ですが山岳写真を撮りに行くのに重量3kg超とかのアルミ三脚を持って行くのは無謀としか思えません。逆に屋内での静物撮影に足の細いコンパクトデジカメ用の三脚を持って行っても安定して撮影に挑む事は出来ないでしょう。

 

 風景写真を撮るなら…

 風景写真を撮影するとなると徒歩での移動は避けられないと思います。それに加えて必ず三脚は汚れます。泥が跳ねたり露で濡れたり、場合によっては水や泥の中に三脚を立てる事も想像できます。そして屋外での風景撮影なら望遠レンズの様に重量のあるものを使う場面もあるかと思います。

 上記の事柄を踏まえて三脚を選ぶとするなら、

中型の三脚(可能なら大型)

材質:カーボン

ロック方式:ナットロック式

雲台:3ウェイ雲台、ギア雲台

上記を満たす三脚がベストだと考えられます。

 持てる三脚の大きさや重量は個人差がありますし、駐車場から近いポイントとかだったり、アシスタントがいる様な場合ならこの限りではないのですがこの記事は始めたばかりの人を対象に考えて作っていますので。。。

 

 人物写真を撮るなら…

 人物の場合被写体に色々なポーズを撮って貰ったりと被写体自信が大きく動く事が予想されます。という事はカメラマンもアングルや光の加減を見て行ったり来たりする様な場面が多々あるでしょう。ただ風景や動物、スポーツ写真の様に200mm以上の大きい望遠レンズを使う事は殆どないと考えられます。

 上記の事柄を踏まえて三脚を選ぶとするなら、

中型の三脚

材質:カーボン、アルミ(持てるならどっちでもいいと思う)

ロック方式:レバー式

雲台:ボール雲台、3ウェイ雲台

 機動力重視です。風景の様にじっくり考えている時間はないと思われます。風の加減だったり服のシワだったり、人物撮影のシャッターチャンスはその時その時で変わって行きます。シャッターチャンスを逃さない様にしたいです。

 スタジオで撮るなら動く範囲が決まっているので大型の三脚でもいいと思います。

 

 静物写真を撮るなら…

 ブツ撮り、食品、建築物の撮影の場合被写体はまず動きません。ただ構図や明るさなどなど精度を求められます。大きい望遠レンズを使う事はありませんが構図が動いてしまうとアウトになってしまう場合が多いので(構図がずれる)なるべく安定したしっかりした物が良いと思います。

 上記の事柄を踏まえて三脚を選ぶとするなら、

 

大型の三脚

材質:どちらでも可

ロック方式:どちらでも可

雲台:ギア雲台、3ウェイ雲台

 ブツ撮りなどは三脚を思って動き回る事が少ない上に行動範囲が決まっている事が殆どです。とりあえず安定している事を第一に考えるのがベターです。

 上で構図が動くとアウトだと話しました。これは写真を合成する時に物がズレたりしていると最悪合成出来なくなってしまうからです。三脚を蹴っ飛ばしたりしない様に気を付けましょう。

 

 

 ここら辺だけでも頭に入れておく事で三脚選びで大きな失敗をする事は少なくなると思います。三脚も写真撮影をする上でかなり重要なアイテムで、写真の良し悪しに大きく関わってきます。自分に合った三脚選びをしましょう。

 

 ちなみに、今説明した三脚以外にも色々な種類の三脚があります。そして、カメラを固定する機材は何も三脚だけとは限りません。そんな機材たちを簡単に紹介します。

 

ゴリラポッド

 見た事ある人も多いと思います。普通の三脚としても使用できます。

 この三脚の特徴は足がグニャグニャと曲がる所にあります。例えば地面スレスレのローアングルから撮影したい時や、木や棒に巻きつけてそこにカメラを固定する事ができます。足を伸ばして三脚を立てられない様な場所で活躍してくれます。

 一眼用のしっかりとしたゴリラポッドなら 標準レンズを付けた一眼レフ位はしっかりと固定してくれます。

 

ウルトラ三脚

 "ウルトラロック式三脚"という物があります。見た目は普通のナットロック式三脚ですが足のロック方式が少し違います。

 ナットロック式は足を延ばす時に一段一段ロックを解除していかなければなりません。ウルトラロック式は一箇所を捻るだけで全てのロックを解除、ロックする事ができます。

 軽くてワンタッチで操作できるので時短になるのですが微妙な高低差調整が少し面倒臭いというデメリットがあり、私は結局普通の重い三脚を使っています。

 

一脚

 名前の通りです。カメラ、雲台を装着できる棒です。

 これも一本持っておくと非常に便利です。人ごみの中の様に三脚を開くスペースがない環境などで活躍します。山を登る人はステッキ代わりに使うことも可能です。商品としてステッキ&一脚として使えるという物もちゃんと販売しています。

 何より軽くて場所をとらないのでついでで持ち運べるのがいい所だと思います。

 

クランプヘッド

 クランプにボール雲台がくっついた物です。もはや脚ですらないですがこれも一応カメラをくっ付けて固定する事が出来ます。

 使った事がないのでわかりませんが、スーパークランプに雲台付けて自作した方が自分に合った良い物が作れそうな気がします。 

 

俯瞰アーム

  被写体を真上から撮影したい時などに使用します。

 三脚の雲台をのせる部分にこのアームを付けて、アームの先端い雲台とカメラを付けて使用します。アマゾンには無かったのですがこのアームも色々な長さの物があります。

 ジッツォの60cm位のアームを使っていましたが商品撮影の時などすごく便利です。