”  ”の旅をする

旅行先での風景、写真撮影についてのブログです。

デジタル一眼の使い方 「カメラの設定 その6 ライブビューとかAFとか」

 

 最近英語を勉強し始めました。中学から英語を捨ててきた為かなりしんどいです。

 今まで海外でどう過ごしてきたか?意外とどうにかなるものです。海外に出るにあたり勿論話せるのが一番いいのですが「外国語できないけど海外に行きたい。」という人は最低限リスニングが出来るようにしたほうがいいと思います。

 

 今回でカメラの撮影時の設定を全て終わらせたいと思います。

 

 

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fotowa(フォトワ)

 設定ページの5個目。ここの項目ではライブビュー撮影についての設定が幾つかありますので見て行きます。

 ライブビュー撮影

 ライブビュー撮影を行うか否かの項目です。ここは「する」に設定しておいて大丈夫でしょう。

ここは好みの問題だと思うのですが、私は撮影をする時は基本的にファインダーを覗いて撮影しています。ライブビューでの撮影は画面を見なければならない為姿勢も固定出来ないので私はあまり好きではありません。が、それでもライブビューは沢山利用させて頂いております。

 

ライブビューを使う状況とは。

 

  • アングルが極端に高いor低い場合

 地面すれすれのローアングルや自分の身長より明らかに高いハイアングルから撮影をしたい場合などなかなかファインダーを覗けない状況があると思います。そんな時はライブビューで確認しながら撮影します。

 バリアングルモニターの付いたカメラがあると思います。アレ便利です。PCがあればPCの画面にライブビューを映す事も可能です。

 

 画角、角度やアングルに精度が求められる場合

 ライブビュー撮影ではカメラの設定、水準器(内蔵機能がある物)、グリッド、ヒストグラム、画面のズームなど目の前の風景と一緒に多くの情報を確認する事ができます。私は主に水準とピントの確認を行っています。

 ※内蔵されている水準機能は正直そこまで精度良くはありません。真水平を求めるのであれば市販の水準器の購入をお勧めします。

 グリッドの付いたフォーカスシングスクリーンを使えばファインダー内にグリッドを表示させる事もできます。

 

  • 光量の足りない環境下での撮影

 夜間など暗い場所で撮影をする時にオートフォーカスでピントが合わない、マニュアルフォーカスでも暗くて被写体がよく分からない、そんな状況の時にもライブビュー機能は便利です。

 まず極端に露出を上げる(明るく)とライブビューの画面も明るくなり風景が見える様になります。被写体を確認できる程度まで明るくなったらその画面を見ながらマニュアルフォーカスでピントを合わせて撮影します。合わせ辛いな、と感じたらズームして正確にピントを調整して行きます。

 これは後で説明する「露出シュミレーション」機能によるものです。

 

 あと一つなんかあったのですがド忘れしてしまったので省きます。

 以上がライブビュー撮影で便利な使い方です。ちょいとい意味不明な専門用語が出てきたので簡単に補足説明を行います。

 

バリアングルモニターデジタルカメラだとモニター(液晶画面)が付いていると思います。そのモニターを自由な角度、向きに動かせるモニターの事を指します。

フォーカスシングスクーン…磨りガラス状の板です。レンズを通して入ってきた映像をここに映し、その映像を私たちは見ているのですね。カメラによってこのスクリーンを交換できる機種があります。私はグリッドのついた物を使用しています。

 

 

 AF方式

 ここはライブビュー撮影時に使われるAF(オートフォーカス)機能の設定が行えます。

 この項目を選択するといくつか設定項目が現れると思うのでそのAF機能の特性などについて簡単にお話致します。

 

  • ライブ1点AF

 ライブビュー画面内に出てくるAFフレームにピントを合わせてくれます。

 この設定にすると画面内に{ □ }いAFフレームが出てきます。この{□}をピントを合わせたい部分に移動させる事で、その部分にピントを合わせてくれます。

 ライブビューでAFを使う事はないですが私はライブ1点に設定しています。

  • ライブ多点AF

 広い範囲や動く被写体に対して有効なAF方式です。カメラの測距点(6Dの場合は11点)に応じて自動でピントを合わせてくれます。

 ライブビューのAF代表みたいな感じです。

  • 顔マーク+ライブAF

 これは人の顔を検知してそこにピントを合わせてくれます。

 最近ではもう珍しくない顔検知機能ですね。使った事がないので私はなんとも言えません。

  • クイックAF

 ファインダーを覗いた時と同じAF方式です。ファインダーと同じように四角いAFフレームが表示されそれを基準にピントを合わせてくれます。

 これもピントを合わせたい箇所のAFフレームを選択出来ます。速度はこれが一番早いと思います。ライブビューで撮るならこれが一番便利かもしれません。

 

 私はライブビュー撮影をする状況の時は必ず三脚を使いマニュアルフォーカスで撮影するので実際に使った感想など書けないので使用感などは他の方のブログとかを見て参考にするのがいいと思います。

 

 

 グリッド

 ライブビュー撮影の際モニターに表示させるグリッドの種類を選べます。

 グリッドに関してはご使用の機種によりけりだと思うので気になった人は色々なグリッドを試して見てください。

 私は9分割で使用しています。というのもこのグリッドのラインが結構太いのでこれ以上グリッドを増やすと見にくいと感じたからです。内蔵の水準器を使うよりこちらで合わせた方が正確に水平を取れます。

 

 

 アスペクト比

 ライブビュー撮影をする時に表示される画面の縦と横の長さの比率です。

 初期設定だと 3:2 になっています。数字は 縦:横 の比率です。

 3:2  4:3

 16:9   1:1

 上記の様に何種類か選べると思いますが基本的に3:2の初期設定をお勧めします。動画撮影の場合、決められた比率がある時はそれに合わせて設定したほうが無難です。

 写真、静止画の時は後から任意の比率にトリミング(切り抜く事)したり、不安であればトリミング前提で少し広く画角を取って撮影する方が何かと便利です。

 

 

 露出simulation

 先ほど少し出てきた露出シュミレーションです。

 今の設定でどのくらいの明るさで写真が撮れるのかをモニターで見る事ができる機能です。露出を変えればそれに合わせて映る映像の明るさも変化します。

 

 先ほど夜間や光量のない環境下でAFが機能しなくなった時に使う、というのも露出シュミレーションの特性を生かして行っております。

 暗くてAFでも目視でも被写体が見えない ⇨ 明るくなればライブビューからマニュアルでピント合わせられる ⇨ せや!露出シュミレーションでピント合わせる間だけ明るくしたろ‼︎

 という事です。ピントを確認したら任意の露出に合わせて撮影開始です。

 

 OFFだと画面の明るさ自動で調節されるのですが、被写体の場所によっては一度カメラを動かさないといけなかったり、被写体が明るすぎるor暗すぎてピント見辛いなんて事がよくあったので私はONにしています。

 

 この機能かなり便利なので常にONにしておくといいです。

 

 ここで切りたいが、次は三脚の話がしたいので次に進みます。

 

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 LV静音撮影

 撮影する時に「ガシャッ」と音が鳴りますね。その音を抑えてくれる機能です。撮影時に動作音が気になる時があると思います。そんな時はこの設定を見てください。

 

  • モード1

 作動音を抑えた撮影が出来、さらに連続撮影も可能です。

  • モード2

 作動音を抑えた撮影が出来、シャッターを全押しすると動作が停止するため連続撮影が出来ません。

  • しない

 うるさいままです。

 

 正直に言うと、私は違いがあまりわかりませんでした。設定の仕方がおかしかったのでしょうか。。。

 振動などが気になるならミラーアップ撮影で対応するのが一番いいです。

 

 

 測光タイマー

 AEロックの露出値の保持時間を変更する事ができます。

 これだけだと意味不明ですね。AEロックについて簡単にお話致します。

 

 AEロック

 露出を固定して撮影を行う方法です。シャッターボタンを半押しにする時、ピントと一緒に露出も固定されておりこれをAEロックと呼びます。

 上記の撮影で「ん?」と思った方がいると思います。この機能は"P" "Tv" "Av"モードの全自動、半自動露出の時のみ作動します。

 

 AEロックが何か簡単にわかったと思います。ピントを合わせた場所で露出が固定されるという事です。では測光タイマーについて。

 測光タイマーの項目を選択すると、秒数を選択できると思います。その選択した時間の分だけAEロック機能がONになります。

 色々あるので試してみて下さい。正直この機能で30分とか選択するならマニュアル露出で撮影した方がいいと私は考えています。Mで明るさの感覚、露出の感覚を掴むと撮影の時にグッと楽になる上に、この風景なら少し暗くした方が雰囲気出るな、とか色々考える幅が増えて楽しいです。私はそう思います。

 

今回は以上です。次回は小休止も兼ねて三脚の話。