美瑛滞在記"秋の走り"
2016年9月22日 十勝岳 晴れ後曇り
昨晩宿の方に聞いて知ったのですが今"旭岳"の紅葉がピークみたいです。こんな時期まで北海道に居座るつもりがなかったのでリサーチ不足でした。
という事で今日(9/22)朝から旭岳に登りに行こう!という話になり俺も行く予定だったのですがとある事情で断念致しました。
その事情とは「ロープウェイ代が払えない。」というなんとも馬鹿らしい事情です。
気づいたらお金を使いすぎていました。不覚です。
ケチを付けたいわけではないですがそもそも旭岳のロープウェイ代が結構な値段します。
往復2900円
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが今の俺には払えませんでした。無念です。
と、いう事で今日は一人で"十勝岳"にアタックしました。
安政火口コース
道道291号線を十勝岳温泉に向けひたすら駆け上がり、十勝岳温泉を越えその終点に登山口があります。
実は今回山頂まで登っていません初挑戦という事で満遍なく見て回りたいと考えていたのですが山頂駐車場に着いてから"水"が無いという事に気がつきました。仕方が無いので自販機で飲料を買おうとしたのですが今度は"財布"を宿に忘れてきていました。
山を登る上で飲料は本当に大切です。日帰り登山でもです。初めて登る山なら尚更です。
以前奥日光の"男体山"に登山に行った時に8合目付近で水が切れました。その時はもう終盤に来ており山頂まで行って長居せずにすぐ下山すればいいだろう。とナメてかかり登山を強行した事がありました。大きな間違いでした。本当に死にかけました。
結果から言うと生きて自力で下山する事はできました。ただ下山途中に脱水症状に陥り、下に着いた頃にはフラフラで目の前は真っ白になり、さながらゾンビの様になっていたと思います。
駐車場の自販機で買ったコカコーラが本当に美味かったのを今でも覚えています。
そんな経験があるので未経験の山へ行く時はかなり大きな余裕を持って行動する様にしています。
今回の登山も水とお金が無い、という事で片道1時間厳守で強行致しました。
その為全てのコースを走破するどころか山頂にすらたどり着いていません。
この登山口から安政火口までのコースは多少傾斜があるものの、ある程度整備されておりとても登りやすかったです。
今回は登山口から火口まで30分かからず到着できました。俺は人より歩く速度が早いのでそれを考慮しても1時間かからずに上の写真のポイントまでたどり着けるかと思います。
岩模様
登山道を歩いていると右手に谷?沢?が出てきてそこを綺麗な水が流れていました。濁りが無くとても綺麗な水でした。
途中でその沢に降りるポイントがあり、もしかしたら飲めるかも?なんて馬鹿な事を考え水に手を突っ込んでみると・・・なんとお湯でした。かなりぬるめのお湯でした。鉄分豊富だと思います。乾いた手の甲を嗅いでみると滅茶苦茶鉄くさかったです。
温泉という位なので予想はしていたのですがここで水を飲めればもう少し距離を歩く事が出来ると考えていた為少し残念です。
無題
一応自分としてはこの山に紅葉を見に来たのですがこちらはまだ少し先の様です。
多少色付いてはいましたがあと一歩もう少し染まるをの待ったほうが良いかと思います。
明日はどこへ行こうか。それは明日考える事にします。