北海道ツーリング24日目"檻の中の生活"
北海道ツーリング24日目、沈没生活4日目で御座います。
長居しすぎています。出なければいけない、でも出れない魔法にかかっているみたいです。
観光シーズンという事で人が沢山いてゆっくり写真を撮る事もままならず、人の熱気で灼熱と化した動物園を一人で散策していました。
直立不動
"旭山動物園"といえば少し前に独特の施設などで有名になり今では立派な観光地となった遊園地です。
アザラシが上り下りする水槽ですとか獲物の目線で動物を観察できるアクリルドームですとか今までの動物園ではあまり見かける事のない面白い施設が充実しています。
それに加え1日に2回ほどある"もぐもぐタイム"という動物にエサをあげる時間などもあり創意工夫が感じられる動物園でした。
耳があるからミミズク
本日の旭川市周辺の最高気温は昨日に続き30°越えで今日もめちゃくちゃ暑かったです。暑かったのは人間だけでなく動物園の動物も同じ様でみんなかなりばてていました。
見ていて可哀そうになるくらいバテている動物もいて本当に辛そうでした。
暑さで倒れ伸びている動物を見て「かわいい〜。」とか言っている人が多く見受けられましたが個人的には飼育されている動物が本当に不憫でなりません。
狭い檻の中で逃げ場所も無くただ灼熱に耐えている姿がしばらく忘れられそうにありません。
俺は自然主義者でも何とか主義者でもないですが人間の都合で飼育し見世物にしているのであれば少しでも彼らの過ごしやすい環境を整えてあげるべきです。これは旭山動物園に限った事ではないと思います。
床はせめて土にしてあげた方がいいと思います。真夏のコンクリートは人間でも立っているだけで体力を奪われるので。
檻
ネガティブな話をしたいわけではないですが今日の動物園の動物を見て俺と同じ様な感想を抱いた人は少なくないと思います。
もしこんな檻の中で一生を終えなければならないのであれば...。
以上が本日数年ぶりに動物園に訪れた俺の感想です。
ありがとうございました。