”  ”の旅をする

旅行先での風景、写真撮影についてのブログです。

北海道ツーリング13日目"寒立馬と人"

 

 

13日目は本州の最終目的地"大間港"へ向かいます。

 

 

本日も青森県北部は雨。ずっと雨です。

そろそろ本当に雨が鬱陶しく感じます。テントの中はジメジメするし、結露してなんか水浮いてるし。

天気予報は見ましたが北海道は晴れていてほしいです。

 

f:id:nosuketan:20160728200648j:plain親子

 

本日は"尻屋崎灯台"に行ってきました。

普段なら雨降ってたら絶対に動きたくないのですが本日はこの馬を撮りたい!出来れば雨とか霧とかあったら最高!と考えていたので土砂降りの中走らせました。

 

写真を見て頂いてわかると思いますが雨止みました。

 

この"寒立馬"は尻屋の地で放牧されています。柵などもなく当たり前の様に目の前を走り抜けて行くのですが滅茶苦茶迫力があります。

 

人間に慣れているとはいえ一応野生の大型動物なので不用意に近づくのは大変危険です。

写真を撮る際は長玉を持って行きましょう。

それとこの季節はアブに刺されまくって気が立っているらしいです。

 

 

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Win-Win

※死んでません。寝てるだけです。

 

地元のカメラマンのおじさんに聞いて初めて知ったのですが、カラスが寒立馬のノミなどを食べてくれるんだそうです。

大人の馬も嫌がらずに背中にカラスを乗っけながら歩いていたり、カラスも寒立馬の体を突いている姿が目にできます。

 

カラスが巣作りの季節になると寒立馬の尾っぽの毛を抜いてくんだそうです。

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寒立馬

この写真はもう少し詰める必要がある

 

 

カメラマンのおじさんに伺った話だと寒立馬を放牧する際に雄は一頭だけ、他は全て雌の個体らしいです。近親交配を無くす為らしいのですがピンと来なかったので調べてみました。

 

寒立馬は国の天然記念物で一時期絶滅の危機に瀕していたみたいです。一番少ない時で個体数が一桁まで下がってしまったらしいです。

個体数を増やす為にある程度管理された状況で放牧されている、との事でした。

 

今日見に行った時仔馬が沢山居たのですが、雄だけある程度成長したら群れから離して飼育するらしいです。

 

 

この尻屋崎ですが結構面白かったです。牧場と違った臨場感と迫力が味わえます。

本当に注意して欲しいのですが不用意に近づきすぎない様にしてください。仔馬が蹴られてましたがアレを人間が喰らったらバラバラになる勢いです。

 

 

じっくり撮影して本日の目的地"大間崎テントサイト"へ向かいます。

いい具合の霧雨から雨メッッチャ降りました。フザケンナ

 

 

さて、明日からやっと北海道に入ります。

ここに来るまでがとりあえず長かった。

 

明日は函館つき次第秒でライダーハウスに入り、寝袋の洗濯とテント乾かしたりメンテナンスするので写真撮らないと思います。